紙の力 言葉の力

宇宙旅行をしたいかどうかと先日友達2人と話した時に、
「紙を何十回か折ると宇宙に到達する」という話題に逸れて大盛り上がりでした。 私と友達の1人はそういう情報を持っていて、もう1人は持っておらず 「でも天文学的な回数じゃなくて、え?そんなもんで宇宙到達するの?っていうレベルの回数だよ」 と説明。
すぐさま酒の席でググりました。 紙の厚さを0.09ミリとした場合、31回折ると宇宙に到達し、42回折ると月に到達するそうです。 理論上は。
そんな回数で宇宙行けるのか!だったら紙の上に乗っかって宇宙行きたい!! と夢のある楽しい会話はもう少し続き、 上に乗っかるとしたら31回折った時点である程度広くないとダメだね。1平方メートルは欲しい。 となり、 じゃあ何メートルの紙ならいいんだ? と。
ちゃんとした計算ではないですが、1辺が1000kmくらいの正方形ならいけそうな感じでした。 そして、1000kmを折るために新幹線に縛り付けるとか(東京ー鹿児島間くらいあるらしい)、 濡れると破れるから素材も考慮しないといけないとか、風の抵抗を受けるからメッシュがいいとか、 くだらないことを無い頭で結構真剣に考えました。
なんですが、紙って自力だと頑張っても8回くらいしか折れないって書いてあって いやいやもうちょっといけるんじゃない? と思って、A4の紙を試しに折ってみたら私の手では6回しか折れませんでした… 紙、すごい。
ということで、紙で宇宙に行くためには「相当数を重ねる」と言われるよりも 「31回折ればよい」という言葉の方が引きが強いですね。 言葉の魔力に取り憑かれた話でした。
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