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和の場所と技術があふれる場所。

土をこねる

 

焼き物、つまり陶器の歴史は中国などの影響を受けてはいるものの
約1万年以上前の土器が発見されていることから、日本の焼き物は世界最古と言われているそうです。
陶芸は人類の知識の実用化であり最古の芸術分野かつ現在進行形という、技術の進歩が著しい今も基本形が変わらず存在し続けている手法です。
だからなのか?昔やった泥んこ遊びを思い出しているのか??一度自分でやってみると意外と取っつきやすく、難しくも楽しいものです。

 

手びねり、つまり粘土を手でこねる手法からロクロを使った成型方法に進化し、
装飾として色や模様をつけ、更に釉薬を掛けて高温で焼く磁器に発展していきます。

 

ここで実際に体験した様子を。

 

 

左が手びねり、右が電動ロクロ。

 

 

手びねりは粘土を細い棒状にし、輪の状態にして下から積み重ねて器の形に成型します。
ロクロの方は利き手の親指、人差し指、中指で形を整え、形が崩れないようにもう片方の手を添えて調整しながら好みの形に仕上げます。
右手で造る場合はロクロは時計方向へ回転。逆回転では形が崩れてしまいます。

 

 

一応マグカップ(笑)

 

 

このあと取っ手をつけて素焼きし、着色して焼き上げます。

 

 

奥が手びねり、手前2つがロクロで成型した完成品です。
手びねりは成型が難しいですが、独自の個性を活かしやすい工法です。
電動ロクロは一定スピードで回っているので、指の力がかかった部分にラインが入っているのがよくわかります。これも手作りの味ということで。
手びねりよりも均等に成型できます。
ちなみに成型から焼き上げの段階で、ひとまわり以上小さくなります。
成型→素焼き→着色→焼き上げという順ですが、一般の陶芸教室は時間的都合上、成型までの場合が殆どです。(一部、泊まりがけの教室もあります)
料金も所要時間も気軽にできるところが多いのも魅力ですね。

 

現在も技が進化し続ける陶芸。
各地の美術館でもその美しい作品を観ることができます。
AIや自動化という技術の進歩は人に更なる発展と可能性を広げてきました。
そんな現代でも、人の手によって生まれた器はまさに唯一無二の魅力を秘め、見た目も使い心地も、より身近に人に優しく寄り添ってくれる気がします。

 

 

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