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和の話題と技術があふれる場所 うれてく

和の場所と技術があふれる場所。

麻布だんご榎屋、商いはひととなり。

 

和菓子と聞いて思い出すのが「おかき」や「かりんとう」。
それに肩を並べてポピュラーなのが「まんじゅう」や「団子」ですよね。
それの美味しいところを合わせて魅力倍増なのが「かりんとうまんじゅう」。
かりんとうまんじゅうと検索すると、老舗からコンビニまであらゆる種類がヒット。人気のお菓子なのが伺い知れます。

 

今回ご紹介するのは、麻布にある可愛い和菓子屋さん。
日本各地にファンが絶えない名店、しかも揚げたてを東京の一等地で食べられるんです。

 

ここ「麻布だんご 榎屋」さんは桜田通りと外苑東通りの交差点のすぐ近く。
日比谷線「神谷町駅」から徒歩6分程の場所にお店を構えます。
お店をひとりで切り盛りしている女将「大内 三四子」さんにお話をお聞きしました。

 

始まりは1990年。お香、香道とお花のギャラリーとしてスタッフ7名でスタート。
お洒落な女性や幾度の取材で賑わっていたそうです。
その後スタッフのひとりだった大内さんが店舗権利を引き継ぎます。

 

和菓子屋さんとしての屋号「榎屋」は2004年からスタート。
当初は、みたらしだんごや草だんごを商品にしていました。
串で刺した団子ではなく、箱に入れて上からみたらしのたれや餡子をかけるスタイル。
磯辺巻きは丁寧にひとつずつ海苔を巻いていたそうです。
当時は毎日買い求める人も居るほどの看板商品だったとか。
それが「麻布だんご」の由来なんですね。

 

ある日、だんごとは別に看板商品を模索、自分のお店独自のかりんとうまんじゅうを考案。
試行錯誤の結果、2005年に商品化。直後に行列ができる程の人気商品になります。

 

 

現在、お店のメイン商品である「かりんとうまんじゅう」は北海道産の小豆を使用した粒餡を黒糖を練り込んだ生地に包み、国産の風味豊かな米油でカリっと揚げたサクサク食感と香ばしさが魅力のお菓子。
高価な米油を使う理由は、時間が経っても油臭くならず軽い揚げ上がりになるそう。他の油ではやはり油臭がでてしまうとか。
揚げ上がった後に遠心分離機で余分な油を飛ばしているので脂っこさが全くないんです。

 

 

時間が経ってサクサク感がなくなった場合、オーブントースターで温め直したり
冷凍庫で冷やしてアイスかりんとうまんじゅうとしても美味しい!と、自分好みな食べ方も楽しめちゃうのです。
店頭で買うと一つずつ包み紙に包まれているのですが、その包み紙に温め方が丁寧に書かれています。

 

その他、栗入り大福「勝栗大福」もラインナップ。和菓子好きには大福もたまらない魅力ですよね。「蒸し」と「甘露煮」の2種類の栗を小豆餡の中に入れ、食感と風味を出す拘りよう。
「かりんとうまんじゅう」も「勝栗大福」も甘すぎず風味豊かなここだけの小豆餡が楽しめます。

 

 

お店の中には富士見堂のおかきや楽器工房「アスタリスク」のウクレレ「nekolele」も陳列。
何だか楽しくなる店内です。

 

そんな東京の一等地のお店「榎屋」さん、茨城県に本社と工場を構える「森永牛乳配給株式会社」の直営店なんです。
本社では6種類の焼きだんごも製造していて、2010年から自社の和菓子をアジア、欧州に進出、製造工場を設立して各国にだんごや餅菓子を伝えています。
日本国内では300店舗程に卸し、各地の名産、名物ものを使ったオリジナルだんごを都度開発しているそう。
何処かで食したことがあるかもしれませんね。

 

和菓子の他に、店舗2階のギャラリーでは専門講師を招いて書道や香道、生花の教室を定期的に開いています。
興味のある方は電話でご連絡を。

 

丁寧な仕事と周りの人やものに惜しみない愛情を注ぐ女将、大内さん。
平凡な人生では味わえない苦難や喜びを経験していればこその、その人となりの優しさが話しているだけで伝わってきます。
大変なことや辛いことがあっても訪れる人の前では笑顔を絶やさない。
永年変わらず商売を続けられるのもそんな魅力があるからなんでしょうね。

 

お昼休みや仕事帰りに優しい和菓子に癒やされ、女将との楽しいひとときに触れてみてはいかがですか?

 

 

 

麻布だんご 榎屋
〒106-0041
東京都港区麻布台1-9-12
03-3584-2353

 

だんご屋.net
http://www.dangoya.net/index.html

 

香の舗 花心
http://kashin.g3.xrea.com/index.html

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